日本文明 2006 3 3

 最近では、BRICs向けの投資信託があると聞きます。
確かに、経済学的に考えれば、
ブラジル、ロシア、インド、中国が発展すると考えて間違いはないでしょう。
 しかし、それは、あくまでも「経済学的に」ということです。
21世紀中に起きてくるだろうと予想される気候変動を考慮すれば、
はたして、BRICsが発展するか、疑問があるのです。
 人口が大きいということは、チャンスでもありますが、
同時に、ピンチでもあるのです。
 人口13億人の中国が、そして、人口10億人のインドが、
欧米人のような生活を望む時、世界は、破滅へと向かうでしょう。
 21世紀は、欧米という文明が行き詰まるかもしれません。
その時、世界文明は、路頭に迷うことになるでしょう。
 しかし、希望は、あります。
西洋文明と東洋文明の終着駅、
つまり、西洋文明と東洋文明が融合した文明、
それを、日本文明と呼ぶならば、
日本文明こそが、解決の鍵となるかもしれません。
だからこそ、2004年から、「日本よ、世界のリーダーとなれ」と書いてきたのです。
 しかし、残念なことに、「堀江メール問題」で、
大はしゃぎしている日本の国会を見ると、その役割は、無理かもしれません。

原油 crude oil 2004 2 12
今日(2月12日)の日本経済新聞には、このような記事があります。
「昨年の原油需要 中国、日本を抜く」
「専門家によると、
『現在、中国の一人あたりの石油消費量は、日本の1割程度。
それが、世界平均である中南米並みになれば、
中国全体の消費量は、全欧州を上回る』と試算。
『一人あたり消費量が、現在の韓国の4割程度になった段階で、
全体の消費量が、アメリカを上回る』と分析する。」












































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